遺産の行方は悲惨


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見切り品のモヤシは購入後すぐにジップロックに移し、水を張って冷蔵庫へ!

2日経っても真っ白パリパリです。

ナムルやお浸しで食べる時は水を少しだけ残してレンジでチン。

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10年ほど前の話です。

某田舎町に暮らす西さんはお隣の東さん(両方仮名)と長い間親しく付き合っていました。

いつからなのかはわかりませんが、少なくても太平洋戦争時には既にお隣同士だったようです。

昔ながらの田舎町ですから、付き合いはおかずのやり取りはもちろん隣家で昼寝をするような濃密さ^^;)

西さんより10歳ほど年上の東さんには2人の子ども(兄妹)がいて、子どもがいない長男夫婦とずっと4人で暮していました。

長女も結婚して同じ町で暮らし、しばらくはとても良い関係だったのですが・・・

妹に子どもが生まれ、その子どもの教育に兄が口を出すようになってから関係が変化し始めました。

妹はずっと兄を尊敬していましたが、それぞれが結婚すると他人(配偶者)の思惑も絡みます。

口を出した子育て法が上手く機能すれば良かったのですが、妹の子どもは登校拒否児になってしまいました。

兄もね~「エミール」のように理想的な教育をしたいなら自分の子どもで実践すべきで、妹の子どもは妹だけの子どもではありません。

妹は妹で洗脳されていたかもしれませんが、かなり極端な子育て法を兄の指導通りに実践したのは自分自身です。

結果が悪かったからと言って全てを兄のせいにはできません。

そんなこんなでかつてのような「良い兄妹関係」でなくなっていた10年ほど前に、両親の東さんご夫婦は相次いで亡くなりました。

同居していた長男夫婦も当時60歳くらい・・・自営業も先細りになり体調も悪く、暮らしに余裕が無くなったので家を売って年金でアパート住まいすることを決意しました。

そこで張り切ってしゃしゃり出てきたのが妹の旦那で、不動産取引には詳しいので任せて欲しい(`・ω・´)と言いました。

本当に詳しかったのかどうかはわかりませんが、結局、この妹の旦那は隣家の西さんに土地の購入を持ちかけます。

価格は数百万でしたが、田舎でもありボロッボロの家屋付き、小さな土地だったので、西さんは「吹っかけられている」と思いましたが、長年に亘り身内のように親しくしていた東さんご夫婦のことを思い娘婿の言い値で買ったそうです。

ところが、この妹の旦那が曲者・・・サラ金に大きな借金があるだけでなく会社のお金にも手をつけていたそうで、兄妹で分けるはずの数百万円はどこにどう流れたのか不明なまま当人は自殺してしまいました。

数百万円を兄妹2人で分けたところで老後資金はバッチリ!とはいきませんが、アテにしていた資産だったので予定は音を立てて崩れました。

兄夫婦は家を失い引越し費用も無い、怒りの矛先の義理弟は死亡・・・

若ければ「これをバネにして~」と無理矢理にも気持ちを切り替えることが可能ですし、妹だって必死で頑張ればお金を返せたかもしれません。

西さんも気の毒に思い、すぐに追い立てることはしませんでしたが、いつまでも住んでいて良いとは言えません。

仕方なく引越し代を渡して退去してもらったそうです。

兄と妹は絶縁し、それぞれが別の土地に転居しました。

戦中、戦後の苦しい時期、東さんご夫婦は子どもたちに家(土地)を残したい一心で頑張っていたそうですが、図らずも兄妹の縁をぶった切る最後の一撃になってしまいました(´・ω・`)

たとえば被相続人借金があって相続放棄する場合だって、3ヶ月以内という期限があり手続きは面倒臭く、プロに頼めば結構な費用がかかります。

揉め事を回避するために公正証書として遺言を作ればやっぱり費用がかかり、内容に変更があればその都度また出費です。

何千万円も何億円も資産があれば公正証書を作るのに5万円かかってもいいかもしれませんが、300万円とか500万円だったら惜しいと思いますよね・・・

ガラクタ整理も大事だけれど、貧乏人は貧乏人なりに死後のお金のことも考えておかなくてはなりません。


本日の夕食は鶏柚子胡椒焼き(キャベツ)、冷奴、竹輪とピーマン炒め物、味噌汁、漬け物

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凄いお話ですね!!

いつもながら上手な語り口で引き込まれました。以前のお父様の会社の方の不倫のお話等々、内容も濃く興味を引かれ、よつばさんはストーリーテラーとしても素晴らしいと思います。年金や社会情勢等々の現実的な堅いお話や何処にでも有る愚痴話、何でも面白く拝読しています。淡々として少し冷めた感じも好きなんですよね。今日のお話、背筋がゾクッとしてしましました。また楽しみにしています。

Re: 凄いお話ですね!!

Shuu様

東さんの長男夫婦というのが、そろって首都圏の一流大学教育学部出身だったのです。
田舎はプライバシー筒抜けですから、まぁ皆さんから一目置かれていたのです。
妹にとっても誇らしく頼りになる兄で、盲目的に言いなりだったのかもしれません。
が、子どもってそうそう思い通りになりませんよね・・・

私にも2人の子ども(兄妹)がいます。
現状は2人ともごく普通の「年齢並の暮らし」をしていますが、先のことはわかりません。
わずかな遺産を巡って、持ち逃げしたり自殺したり・・・なんてことになったら嫌だなぁと思うわけです。

一人っ子って最強かもしれません。
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よつば

Author:よつば
二人の子どもがようやく独立し、学費の支払いから解放されて、ほっと一息。ふと気付いたら老後はすぐそこ。どうしましょうと焦る日々です。

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