春だから捨てよう

十数年に亘る寝たきり生活の末、30年以上前に亡くなった母方の祖母は和裁のなかでも綿入れが得意で、子どもの頃はバンビやひよこ柄のモスリンの丹前を縫ってくれました。

寝相が悪かった私は丹前の袖がモゾモゾするのが嫌でひたすらガウンに憧れていました。

その祖母が亡くなったあとに残ったのは4枚の綿入れ半纏。

ところが誰も着ない(´・ω・`)

着ないけれども母も処分することはできなくて、かなり経ってから無理矢理1枚押し付けられました。

意外なことに息子が好んで着倒したこともあり、今、手元に残るのは1枚だけ。

その1枚もとうとう・・・

003_201504251402435bb.jpg

裾が一列、ずーっと擦り切れてしまいました。

横糸だけ残っているところを見ると、横だけ化繊の混織だったのでしょう。

裾だけ別布で包もうかとも思いましたが、裏地も所々小穴が開いているので寿命なのでしょうね

用尺が不足していたらしく裾の折り返しも少なく、袖も筒袖っぽく、裏地も2種類をつなぎ合わせています。

こんな色目ですから、着物であった頃は染みなどがあり、マシな部分が少なかったのでしょう。

011_201504251402448fc.jpg

地模様がある柔らかな絹部分は年と共に黄ばみが強くなり、とうとう穴。

今どき流行りませんが、ぎりぎりの用尺で何とか裁ち合わせができた時は達成感があっただろうなあ・・・と思います。

この半纏のひとつ前の物は銘仙の着物を繰り回したものでしたが、染め替えの際の色抜きで生地が弱ったせいか特定の色の部分だけが溶けたようにあちこち穴が開きました。


こんな物でさえ捨てるには勇気と弾みが必要。

せめて物を買う時は慎重に考えて、本当に要るものだけにしないとね。


と、書きながらも上質な綿、真綿が惜しく感じたり、昔の人なら更に傷みの少ない部分を切り取って利用したのだろうな・・・と思ってしまいますが、取っておくのは得意でもその後生かすことはできそうもないので思い切って全捨て宣言!!

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二人の子どもがようやく独立し、学費の支払いから解放されて、ほっと一息。ふと気付いたら老後はすぐそこ。どうしましょうと焦る日々です。

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