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誰かじゃなくて&兄弟姉妹の相続放棄



昨日は697歩。


高齢の息子夫婦だけで介護か…96歳の姑を殺害した疑いで70歳の嫁逮捕 「世話で眠れなくなった…」

息子夫婦だけで~となっているけど、息子はどの程度介護にかかわっていたんでしょう?

実家の母が、○△さんちの嫁を卒業したのは53歳で、祖母は82歳でした。

70歳になって姑の世話で1日が明け暮れる~だったら病んでいなかった保証は無いです。

いつ終わるかと思えば気が遠くなるけれど、姑96歳ならゴールは見えています。

ご自宅の画像を見ると、大きな一戸建ては荒れた様子も無く、小ぎれいに生活していることがうかがえるし、真面目な人だったのでしょう。

こうなってしまえば、誰かがサポートしていれば~、直接介護を手助けしなくてもサポート情報を提供していれば、70歳の嫁は不眠に悩み、介護に疲れ、姑を殺し、自殺を図り、逮捕されずに済んだでしょう。

が、他人の痛さは100年でも我慢できる~のたとえ通り、配偶者や親戚だって見て見ぬふりはあります。

介護サポートはケースバイケースで、友人たちの話を聞いても様々。

リアル介護中だからと言って、親の現状に当てはまらないことはよくわからないようです。

元々複雑な上に、ちょこちょこ変更もあります。

他人事とは思わず、それなりに熱心に耳を傾けていても、頭も頭ですし覚えられやしません(*´艸`*)

「主たる介護者」が辛いと思ったら、配偶者や子どもや親戚などアテにせず、追い詰められる前に役所に飛び込む!

とりあえず飛び込めば、そこから先は部署が違えば誘導してくれるでしょう。

70歳を過ぎたら、親の介護なんか無理!くらいの開き直りも必要で、とことん頑張った挙句の悲劇は誰も救われません

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相続放棄の手続きをを司法書士に依頼すると3~5万円くらい、弁護士だと5~10万円が相場なようです。

自分でやると3千円くらいですがそれなりに手間はかかります。

この手間をどれくらい負担に感じるかは個人差が大きく、せっせと返信用封筒を準備するよりお金を払ってプロに依頼したい人もいるでしょうし、他にもトラブルがあり、ついでに相談したい場合もあるかもしれません。

夫の場合は、平日が休みなことが多いので、ウォーキングがてら家裁に聞きに行ったり、義父の本籍地に問い合わせたり、為替を組んだり、収入印紙を買いに行ったり動いていました。

当たり前ですが、相続放棄→遺産ゼロ なわけですから余計なお金はかけたくありません(`・ω・´)

今回の義父の相続の法定相続人は義母、夫、義弟で、(現時点では)借金は無いので、夫が放棄すれば義母と義弟が半分ずつ相続して終わりです。

相続の順位は、まず配偶者、子ども、父母、兄弟姉妹と続き、子どもや兄弟が被相続人よりも先に亡くなっていれば、その子どもが代襲相続人となります。

たとえば将来、私が借金を抱えて死んだとすると法定相続人は夫と息子と娘。

私の生前から借金の存在を知っていたら、夫と子どもたちは3人揃ってさっさと相続放棄して一安心。

だがちょっと待て!

手続きまで請け負うかどうかは別にして、(たとえその時に疎遠だったとしても)私の弟にも借金のことを知らせるべきです。

夫と子どもたちが放棄すれば、次の相続人は父母ですがすでに他界。

実家の母(継母)がその時に存命だったとしても、養子縁組はしていません。

さらに次の相続人は弟(その時すでに弟も亡くなっていれば甥)になります。

借金まみれで亡くなるなんて名誉なことじゃありませんから、弟にはあえて伝えなかったら・・・後々、弟に借金の請求が行きびっくりすることになります。

逆に、弟の借金が私に回ってきてもびっくりしますし、その時すでに私が死んでいて、息子と娘に請求が来たらさらにびっくりでしょう。

被相続人に配偶者や子どもがいれば、一般的に兄弟姉妹は自分が相続人となるとは思いません。

なので、こういう場合は、相続人となったことを知った日から3ヶ月以内に放棄することになります。

が、最初から相続人とわかっている場合より動揺し、何のこっちゃ?と右往左往する時間がかかることを思えば3ヶ月はあっと言う間です。

自力で頑張ったってタダじゃできませんし、プロに依頼すれば家計に響きます。

配偶者や子どもが相続放棄する時、存命なら父母、兄弟とは情報共有すべきで、ひっそりやってはいけません^^;)

全然悪気は無かったとしても、ババ抜きのババをちゃっかり兄弟姉妹に押し付けちゃうと、場合によってはその後の関係が悪化するかもしれません。

借金にしろ、税金等の滞納にしろ、末端の相続人の最後の一人が放棄した段階でようやく合法的踏み倒し完了です。

非婚化、少子化が進み、親が亡くなった時の相続人は減る一方。

義父の父親が亡くなった時の相続人は8人か9人、義父が亡くなった時は3人。

このまま自分一人が残れば、相続人ゼロな友人も2人います。

2人とも資産家ですが、1人は社会福祉団体に、もう一人は従兄の子どもに墓守を条件に遺贈するそうです。

一人っ子も多いので、増え続ける相続トラブルもそろそろ頭打ちかもしれません。


本日の夕食は煮込みハンバーグ(人参)、トマトサラダ、蒸しキャベツ、味噌汁、漬け物

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