コロリのあとのてんやわんや

何の兆候も無く突然家族が亡くなると
誰でも慌てるものですが祖母の場合は格別でした。

だって元旦でしたから

それまで元旦に亡くなる人のニュースを見ては
大変ね~と言っていましたが
まさか自分たちに降りかかるとは思いませんでした。

折角のおめでたムード台無しな連絡ですが
身内だけには知らせなくてはならず
正月早々、申し訳無さでいっぱいでした。

さらに切実に困ったのは銀行が休みで
お金を下ろせないことです。

現在のようにネットバンクがあり
コンビニATMが365日使える時代ではありません。

私を含めて近しい親戚一同で
有り金を寄せ集め銀行が開くまで母に貸しました。

と、その前に、当時、父は
仕事の都合で東京にマンションを借りていました。
深川の富岡八幡のすぐ近くで
戦前の面影が残る(開発が遅れた)地域だったので
雪深い北海道にわざわざ帰りたくない~
とのことで東京に居残り、
大学生だった私の弟も遊びに行っていました。
私は既に結婚して家を出ていましたので

祖母が急死した時、母と祖母のふたりきりでした。

つまり嫁と姑しか居ない状況での変死です。

狭い6畳の祖母の居室に
ドヤドヤと4,5人の警察官が来て
遺体を調べたり、たんすや鏡台の引き出しを見たり、
発見までの経緯を母に尋ねたりします。

母は今後の段取りのことでパニックになりながらも
質問に答えていたそうですが
同じことを何回も何回も聞くので

さっきも言ったよね?
覚えられないならメモを取れば?
頭、悪すぎるんじゃないかしら?

堂々巡りの質問にうんざりしたころ
別の警察官に交代して
また同じような質問が繰り返され

さっきまでの話、聞いてなかった?(怒)

とブチ切れかけたころ

何度も同じことを済みませんでした。
長年の経験から部屋に入って様子を見れば
事件性が無いことはわかっていましたが
仕事ですので一応お尋ねしました。

と丁寧に謝罪され、
そこでやっと「疑われていた」と悟ったそうです。

私などは何も誤魔化してしなくても
税務署員と話をすると
疑われたら嫌だと思うあまり挙動不審になるので
母も疑惑に気付かなくて幸いだったかもしれません。

結局、死因は分からず、脳溢血かも・・・で決着。
寝具に乱れもなく行儀良く寝た姿勢だったので
文字通り眠ったまま目が覚めなかったのでしょうね。

とにかく「取調べ」が済むまでは
駆けつけた親戚も祖母の居室はおろか
家に入ることさえできず外で震えていたそうです。

お読みいただきありがとうございます。
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二人の子どもがようやく独立し、学費の支払いから解放されて、ほっと一息。ふと気付いたら老後はすぐそこ。どうしましょうと焦る日々です。

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