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身内と他人とどっちがいい?



一番大口の定期が満期になるので、月初めには銀行から何度か電話をいただきました。

で、お盆時期は混むので、できれば1週間ほど前に時間を予約して欲しいと言われてびっくり

転勤族が帰省し、相談が激増するそうです。

お盆休みのあたりは、顧客回りも遠慮してヒマなのかと思っていましたが、書き入れ時だったのね~

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図書館で借りて↑を読みました。

以前のブログに書いたいとこ姉妹の場合、伯母の頭はクリアでしたから成年後見制度は利用していませんでした。

もしも、毎週5~10万円引き出していた妹が一人っ子だったら、日頃のしまり屋ぶりをいかんなく発揮し、少しでも多くの遺産を残したか、はたまたネコババが加速して家族葬代も残らなかったか。

後見人を身内が務めることが多かった頃は、遺産を減らさぬよう必要な経費まで惜しんだり、ネコババしたりする事例が多く、現在は解決策としてほとんどの場合、司法書士、弁護士、社会福祉士などの第三者が家庭裁判所で選任されます。(法定後見人)

これで安心なら良いけれど、目の前にどうとでもできる預金があれば、使いたくなるのは同じです。

身内と他人、ネコババされるリスクは同じで、ネコババされてしまえば、まずお金は戻ってきません。

使い込まれた結果、老人ホームの費用が払えなくなり、退去を余儀無くされたケースなどは悲惨です。

司法書士は増え続けていますから、目の前の誘惑に負ける人だってそりゃ~出てきます。

成年後見とひと口に言っても、重い方から順に、後見⇒保佐⇒補助と3段階あり、この判断基準が曖昧なのも問題です。

医師の判断次第で、同程度でもどこに分類されるかは運次第???

昨年、半世紀ぶりにお会いした友人のお母さんは、認知症なので今さっき済ませたお会計を何度も払おうとします。

が、昔で言うところの痴呆か?と言えば決してそんなことはなく、行きつけのお店のトイレにも一人で行けるし、何よりも久しぶりに会う私に「ご馳走しなくては!」という気持ちもあるんです。

ただ、先に会計を済ませてご馳走しようと思うあまり、何度も財布を持ってレジに行ってしまう(´・ω・`)

何月何日なのかはわからなくても、字が書けるうちは、友人の付き添いがあれば預金の解約くらいできそうです。

折角、母娘で穏やかに暮らしているのに、変な後見人が付いたら自宅を売却されて施設入所になるかもしれません。

遠方の生まれ故郷への旅行や、将来のための車椅子対応の車の買い替えだって却下された可能性もあります。

資産によって後見人の報酬は異なりますが、基本報酬は2万円です。

第三者後見人はまず自身の報酬は確保しますから、それまでカツカツな年金暮らしだと2万円分生活の質を落すのは大変

生活費カットされる側も大変、後見人にとってもうま味が無い仕事。

社会福祉士の場合は、「福祉」の観点から、家裁に任命されると(うま味が無い案件でも)拒否できず、報酬が高い(資産家案件)は特定の公益法人に加入している司法書士に優先的に回されたり・・・などもあるようです。

その結果、その公益法人に所属する後見人の不正額は大きめとなります。

300万円しかない人から5000万円、1億円を横領できませんから当たり前。

預かり資産によって報酬が違うので、そりゃ~2万円より5万円の方がイイし、不動産を処分したりすれば別途手数料も入ります。

いずれにせよ、家裁が赤の他人を後見人に選任した結果、横領されても泣き寝入りというシステムは納得できません。

認知症は、ある日突然、名前も日付もわからなくなるわけではないので、いよいよ危うくなったら、預金を全部引き上げで耐火金庫でも買おうかしら・・・

弁護士、司法書士ともに、横領したお金の使途はギャンブル、キャバクラ、投機(投資)失敗が御三家です。

こんなに不祥事が多くては、(精神)障がい児の親御さんは高齢者以上に心配でしょう。

知れば知るほど、責任の所在を明確にしてくれない限り使いたくない制度で、身内と他人のどちらにネコババされた方がより打撃が少ないかはケースバイケース。

どうせネコババされるなら身内の方がマシな気もしますが、息子や娘がギャンブル狂いになったり犬猿の仲になっても困ります。

いっそAIにでも任せたいような・・・


本日の夕食はボタンえび刺身、卵袋煮、もやしとピーマン炒め物、味噌汁、タラコ

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