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祭祀財産?祭祀負債?



やっと本日から夫が出勤ですが・・・明日はまた休み

辛いわ~

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お盆真っ只中、墓じまいによるトラブルが増加しているニュースを読みました。

なかには、離檀料として700万円を請求されたケースもあるようです。

この金額でトラブルになると弁護士に依頼となりますから、たとえ700万円⇒300万円になったところで、弁護士費用が上乗せとなります。

本家の墓は長男が継ぎ、次男以下は分家として別個に建墓が上手く機能している時代は終わり、うかうかしていると一人っ子が3つも4つも墓を背負うことも珍しくなくなりました。

墓は祭祀財産と言われ、一般的な遺産相続とは別物ですが、遺言書で継承者を指定しておくこともあります。

遺言や家庭裁判所で継承者に指定されると、放棄することができないのが厄介なところです。

事前に了解していればともかく、なしくずしに見たこともない曽祖父とか大伯父などの墓地まで受け継ぐのは荷が重い

700万円の離檀料は論外でも、墓じまいには大金が必要。

で、周りを見回しても、兄弟無しで生涯独身な友人、子どもがいない夫婦、子どもは娘だけ・・・な夫婦がとても多いのです。

実家の場合は、私の弟が墓を継ぎ、順当にいけば弟の息子(一人っ子)がさらに継ぐでしょう。

が、弟の息子が生涯未婚だったり、子を持たなかったりすればそれまでです。

その場合、都営墓地の管理料がどうなるかはわかりません。

実母の民営墓地とは異なり、個人所有の区画内は放置されるので、草ぼうぼうになった末に税金で撤去?

な~に、誰かが何とかしてくれるさ~で、責任者も決めずについでに参って来た墓が田舎にはたくさんあります。

夫の実家にも、お寺の納骨堂の他に、ゲゲゲの鬼太郎が潜んでいそうな墓地があるけれど、舅姑はなし崩しをもくろんでいるでしょう。

納骨堂にしろ墓地にしろ、参る人も管理料を払う人もいなくなったからといって、必ずしも子孫が皆無とは限りません。

どの程度追跡するのか、家庭裁判者が祭祀継承者として指名するのは何親等までなのか気になるところです。

離檀料700万円なんて見ると、寺院内の墓地を買う気が失せる人もいるはずで、トラブルが増えるほど檀家制度は衰退しますよね。

女性の社会進出が増えれば、月命日ごとにお膳を備えてお寺さんをお迎えなんてしていられません。

宗派によっても違うでしょうが、さまざまな行事に参加できる人も減ってきます。

その上離檀話で700万円

こういうことがあるから、なんちゃって仏教徒はAmazonお坊さん便やイオンのお葬式に流れるのです。

墓じまいに大金が必要なことを思えば、祭祀財産は数十年で祭祀負債に変わりそう・・・


本日の夕食は銀だら煮つけ、タラモサラダ、揚げ茄子肉味噌かけ、味噌汁、佃煮

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