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自分の財布と親の財布



夕べ、さて仕方がないで夕食準備を始めてから、椎茸をさっさと食べなくちゃと気付き、献立変更。

レンジ蒸し♪椎茸のうま煮☆ごま油風味

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早い!簡単!!

私は作らないけど、お弁当の隙間埋めに常備しておくと便利そうです。

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成年後見人制度について考えている時に思い出したのが、以前も書いたいとこ姉妹のこと。

伯母は認知症ではなかったけれど、癌で入退院を繰り返していたので(本人には告知無し、積極的な治療無し)、お金の管理を娘に託していました。

病院の支払い、娘たちが付き添いに来るための交通費、伯母自身の買い物代金などを、その都度渡すよりは娘に任せようとの思いでした。

お金が無い無いと言いながら万事に丼勘定な長女には通帳のみ預け、ドケチな私でさえ息苦しく感じるほどしまり屋な次女にキャッシュカードを預け、実質的なお金の出し入れは次女に一任。

次女は長女に対して、それはそれは細かく出費を追及し、病院と自宅間の交通費さえ別件分も含めていないか精査したそうです。

当地の公共交通は料金が高いので、バスと地下鉄を乗り継いで往復したら1000円くらいかかります。

1万円分の交通カードなんてすぐに空になるんですが、あまりの追求の厳しさに嫌気が差した長女は交通費の請求を止めました。

ところが、姉には厳しい次女自身は、疲れたと言ってはタクシー利用

もちろん、姉の前ではそんなことはおくびにも出しません。

いよいよ伯母が亡くなった時、初めて通帳記帳した長女は愕然。

毎週必ず5~10万円引き出され、ギリギリ葬式代しか残っていなかったそうです。

大部屋入院で、積極的な治療をしなかった伯母の医療費はさほどかかっているとも思えません。

争いにはなりませんでしたが、長女は深く根に持っています

紐をぎゅっと締めているのは自分の財布のみで、親の財布となると話は別・・・までは、伯母も見抜けなかった?

元々姉妹仲が悪かった上、本人に告知されないながら伯母は余命宣告を受けていたので、使ってしまおうと思ったのかもしれません。

余命宣告と言っても1ヶ月とか3ヶ月ではなく、もって1年くらい~という宣告で、実際は宣告より少し長く生きました。

もしもあと半年も長く生き長らえたら、医療費も払えなくなったでしょう。

実の親であっても別所帯の財布を握ると、普段の暮らしぶりからかけ離れた行動をすることもあるのですからお金の力は恐ろしい

長女と母親の前ではいつも通りに振舞っていても、叔母である実家の母の前では気が緩むのか、異様なほど羽振りが良かったそうです。

後に、毎週5~10万円引き出していたと長女の愚痴を聞き、母は当時の羽振りの良さをなるほど納得。

次女だって日頃はしまり屋ですが、というかしまり屋ゆえに貧しいわけじゃないのです。

最後の最後、自分が預けたお金で大きな遺恨を残すことになったのは伯母にとっても本意ではなかったはず・・・

まぁ、こういうこともあるから、何年続くかわからない認知症介護の場合は成年後見人制度も必要なのでしょうが、その制度自体が穴だらけ・・・と八方塞


本日の夕食はホタテバター焼き、納豆、ほうれん草としめじのお浸し、味噌汁、キムチ

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コメント

No title

終活を考える年代になるといろいろ考えさせられますね。
いつも 参考になったり 考えさせる記事を読ませていただいております。

私は、母、父と看取り終わりました。父は二年前に実家のあった札幌の病院で一年七か月間入院し亡くなりました。

入院前は一人暮らしだったので 子供に迷惑をかけたくないと自分で決断して有料老人ホームに入居。そこで倒れたわけですぐに救急車で運ばれたわけです。

この記事の 「自分のお金、親のお金」のところで体験の一つをコメントしたくなりました。

老人ホームに入居するときに、「身元引受人」が必要になります。
我が家の場合は、札幌在住の妹が父に頼まれたようでなっていました。
父が倒れると 部屋にあった財産の管理人は規則で身元引受人がなりました。誰もいない部屋に「大金等」があるのは、施設としても責任が持てないので 自宅に持ち出して管理することが望ましいとか。

そこで、父の財産は、他の姉弟が知らない間に 相続人の一人である妹の管理下に置かれることになりました。

尚、施設の決まりで 『〇年以内に施設から退去(死亡)した場合は、「戻り金」が発生し、身元引受人の口座に入金します。』(変更は可能ですが、身元引受人の許可がいります)ということでした。
(後から知った。)

法律では、死亡で発生した施設からの戻り金も、「相続財産」になるのですが 妹が誰にもわからないだろうし、身元引受人の自分がそのままもらうつもりでいたことで 問題になりました。

生前、父から 自分に何かあったら ある程度のまとまった戻り金が発生することは聞いていましたから、「戻り金があるから、相続金に入れておかなければね。」と話すと、顔色が変わって大慌てでした。

今は解決済みで もうあまり話したくないのですが・・・

このよつばさんの記事を読んでいる皆さんに こういう例もあるということだけお伝えできたらと思います。

普段は とりたてて仲が悪くない姉妹も 誰かが相続では ふと魔がさすこともあるような気が致します。

Re: No title

まき様

ふとしたことで疑問を持つと、争いにならなくても不信感が残ることってありますよね。
ここに相続人の配偶者が口を挟むと、一気に泥沼化もあるようです。

お金って大金だろうが小金だろうが、人の判断を狂わせる魔力があるのでしょう。
妹さんの場合、バレたのが幸いでした^^;)

私の従姉たちの場合、元々仲が悪いですからね。
妹はいつも、「お姉ちゃんは親のお金で車の免許を取ったけど、私は結婚後に自分のお金で取った。」
「お姉ちゃんは着物をたくさん買ってもらったけれど、私は少なかった。」と恨んでいたので、
親のお金を使いこむことで仕返ししたのかもしれません。

複雑な思いを残しつつも、まき様の相続は解決して良かったですね。

Re: No title

鍵コメ様

お任せしちゃうとあれこれ言い難いですよね。

私の従姉たちの場合は、元から仲が悪く、
それぞれの配偶者までもからんでいたことも一因です。

鍵コメ様の心配が杞憂に終わることを祈っています。

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